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(このメールマガジンは当園から野菜を買ってくださったお客様や久松が名刺交換させていただいた方々にお送りしています)


茨城県土浦市の久松農園代表 久松達央です。


いよいよ年末も差しせまって参りました。

皆さんにとっては、どのような一年でしたか?


いきなり事務連絡で恐縮ですが、久松農園の年末年始の営業は、年内は12/29(金)まで、年始は1/8(月)からとなります。

お問い合わせなどについては、年明け後の1/8(月)に順次対応となりますので、ご了承ください。


さて、話は代わって、こんな年末の時期に新しいことを始めるのもなんなのですが、このたびメールマガジンを始めることになりました。

久松農園を訪ねてくれたお客様や友人が一様に驚くのは、畑にある野菜の種類の多さと、季節による移り変わりです。

1ヶ月と空けずに来てくれた方も、同じ畑を見て、「前回と全然違う!」とおっしゃいます。
脱サラして農業をはじめてもうすぐ20年になる僕自身も、畑の変化に驚き、楽しんでいます。

この季節による移り変わりこそが露地野菜の栽培の魅力なのです。

このプロセスが面白くて農業をしているのに、出来た野菜の可食部だけしか皆さんと共有できないのはもったいない。

畑の四季の移り変わり、そこで働く人達の悲喜こもごも、そして代表である僕がどんな活動をして何を考えているかを綴っていきたいと思い、このメルマガを始めることにしました。

改めまして、来年もどうぞよろしくお願いします


ここからは畑の様子などをお届けする内容となりますので、興味のある部分をお読みいただけますと幸いです。


【年の瀬の畑の様子】

きりきりともみ込むような冬が来た
人にいやがられる冬
草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た
(高村光太郎 「冬が来た」)


冬至も過ぎ、一年で最も日が短い季節です。今年の12月は全国的に低温。茨城でも、最低気温が例年より低く、朝の畑はガチガチに凍っています。

北関東の冬の野菜は放射冷却とからっ風にさらされます。

害虫すらいなくなる真冬は、当の作物たちにとっても厳しい季節。

それでも、キーンと冷え切った静寂の朝の畑は実に美しい。もう20年も農業をしていますが、この季節の畑の美しさには毎年興奮を覚えます。

野菜が時間をかけてじっくり育ち、霜に当たる冬は抜群に味が乗ります。凝縮された旨味と甘味が深い滋味に結晶する様は、露地野菜の真骨頂と言ってもいいでしょう。

こういう美味しさをお客さんにもぜひ味わって欲しいという思いを常に持っています。

ただ、お客さんを喜ばせるためだけにやっているかというと、やはりそうではない。

僕の中では、まず美しさがあり、しかる後に美味しさがある。

それをおすそ分けする、という順番になります。

人を抱え、効率化や経済性に追われる中で見失いがちな自分の原点を再確認させてくれるのが冬の畑です。

冬至も過ぎ、一年で最も日が短い季節です。今年の12月は全国的に低温。茨城でも、最低気温が例年より低く、朝の畑はガチガチに凍っています。


【いまお届けしている野菜たち

キャベツ ブロッコリー カリフラワー ロマネスコ 白菜 大根 人参 里芋 じゃがいも レタス 赤かぶ べか菜 水菜 サラダからし菜 シュンギク 小松菜 ほうれん草 ねぎ カーボロネロ プチベール 芽キャベツ ごぼう などなど。

このような寒い季節にお届けできる露地野菜がたくさんあることに驚くかもしれません。

味も食感もしっかりした冬野菜はどれを食べても外さない季節です。

僕がこの時期好きなのはやはり大根。
みっちり詰まった大根を豚や鶏と甘辛く煮るのが大好きです。家族四人で一回一本はぺろっと食べてしまいます。
あとは、おでんもいいですねぇ。おでんの具で好きなのは大根とこんにゃくです。

さらに、寒風にしっかり当たった葉物も格別です。
株間(タネとタネの間隔)を広めにとって、太く厚く育てています。

1株で100g以上にもなるがっちりした小松菜の味わいの深さと言ったら。冬の小松菜、ほうれん草は、どなたにでも一度は食べて欲しい自慢の一品です。




【久松農園の野菜を食べてみたいときは】

久松農園のお野菜は、以下のオンラインショップからご注文いただけます。

久松農園オンラインショップ

定期的に季節のお野菜をお届けする定期便が一番のおすすめですが、初めてご購入いただく場合は、
 ・どのくらいの量が届くのだろう?
 ・ほんとに久松の作る野菜はおいしいのか?
など、いろいろと疑問に思うことも多いと思います。

初めての方には、【お試しセット】で、まずは季節ごとのお野菜をお楽しみください。

その他、【人参ジュース】やご自身でおつくりいただく【季節限定の冬のミセスとローネセット】など、いろいろなものを販売していますので、まだ久松農園のオンラインショップを見たことがないという方は、ぜひこの機会にのぞいてみてください。



【おすすめブログなど】

最近のブログの中から、皆さんからの反応がおおかった記事をご紹介します。

農家であり料理人であるということ

スタッフのユカリが前職で感じた悩みと、いま立っている場所について書き綴った記事です。


久松農園では、毎週のようにブログを更新しております。

ブログの更新情報は、FacebookやTwiterなどでご案内しておりますので、普段の農園の様子や久松やスタッフがどんなことを考えながら、野菜を育ててお届けしているのかを知りたい方は、ぜひフォローしてみてください。

久松農園のFacebook

久松農園のTwitter


普段あまりメールは読まないよという方は、様々なメディアで久松農園のいまを感じてみてください。


農園スタッフの様子

なかなかお届けできないスタッフの様子や久松農園の組織体制などをお届けします。

2018年1月より、入社4年目の十川英和(そごう ひでかず)が販売部門長に、2年目の飯沼学(いいぬま まなぶ)が、生産部門長に就任します。

十川 英和

飯沼 学


それぞれ、販売セクション、生産セクションのマネージャーとして辣腕を振るってもらいます。

二人をご存じない方は、それぞれがブログで投稿している内容を見て、どんな人柄なのかを想像してみてください。

ソゴウの日記

マナブの日記


作農料理人の松永由香里(まつなが ゆかり)は、営業・販売の窓口として、よりお客様に近い位置に。野菜の取扱い、料理方法に関して何でもご相談下さい。

ユカリの日記


松井元(まつい げん)、入倉健(いりくら たけし)両研修生は、独立に向けて修行中。来年から実習圃場で自分の野菜を一から育てます。

研修生ゲンの日記

研修生イリクラの日記


もちろん私久松のブログ記事もありますよ。

BOSSヒサマツの日記


さいごに

メルマガ第1号いかがでしたでしょうか?

どんな情報をお届けすれば、皆さんに楽しんでいただけるのかを考えながら、のんびり情報をお届けできればと考えています。

こんなことを書いてほしいといったご要望があれば、お気軽にご返信ください。

来年もどうぞよろしくお願いします。



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